中国の新指導部、恐れるべきは気候変動? 政変の引き金にも

洪水後の川に浮かぶ化学薬品の容器

洪水後の川に浮かぶ化学薬品の容器

(CNN) ここしばらく、中国の河川に関しては悪いニュースばかりが流れている。最初に、ある川で何千匹もの豚の死骸が見つかった。次に他の川でも何百匹ものカモの死骸が見つかった。そしてついには、何千もの河川が干上がりつつあるというのだ。

中国当局の最新の調査では、国内の河川の数は、以前考えられていたよりも2万8千も少ないことが明らかになっている。中国の河川は長年にわたり、埋め立てられ、過剰に取水され、そして、干上がりつつあるのだ。

中国では、きれいな空気も消えつつある。4月初めに発表された調査によれば、大気汚染によって、2010年に120万人の中国人が「早死」したという。中国環境保護部による別の調査によると、同年に環境悪化がもたらした損失は2300億ドルに上る。

このような問題に対処する姿勢を見せている中国政府だが、環境問題解決のために経済成長を鈍化させることは決してない。中国の指導者は、公害や気象変動については、長期的に悪化している問題ではあるが、目の前の危機だとは感じてはいないようだ。中国共産党にとってより重要な課題は、経済成長であり、そして共産党自身が、力を維持し生き残ることだ。

だからこそ、「アラブの春と気候変動」という論文集を中国の指導者に薦めたい。

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