米国務長官がアフガン訪問 カルザイ大統領と会談

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米国務長官がアフガンを電撃訪問

(CNN) ケリー米国務長官は25日、予告なしにアフガニスタンを訪問し、カルザイ大統領と会談した。大統領は会談後の共同記者会見で、米国と反政府武装勢力タリバーンとの「結託」を非難したとされる報道は「誤解だ」と強調した。

ケリー長官は同日午後に首都カブールに到着し、大統領府でカルザイ大統領と会談した。共同会見では、2014年末を期限に国際治安支援部隊(ISAF)の戦闘部隊が撤退した後も、アフガンと同国民を支援するオバマ政権の方針は変わらないと述べた。両国の間では、15年以降に残留する米軍の規模や役割をめぐって協議が続いている。

カルザイ大統領もまた、アフガン国民から米国への「感謝」という言葉を2度繰り返すなど友好的な姿勢を強調した。

カルザイ大統領は今月9日にカブールで起きた爆弾テロの後、「タリバーンが外国軍の撤収でなく、駐留継続を望んでいる証拠だ」としたうえで、「タリバーンと欧米、湾岸諸国との間で連日協議が行われている」と述べ、米国がタリバーンと秘密裏に結託しているとの見方を示したと報じられた。

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