英妃入院先へのなりすまし電話で警察動く、看護師の死受け

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キング・エドワード7世病院の病院長は8日、同局が電話の内容を放送したことについて、「計画的で無分別な行為のために、献身的な看護をしていた看護師が屈辱を受け、言葉に尽くしがたい悲劇を招いた」と非難し、同局に対して再発防止対策を求めた。

英国の各紙は、なりすまし電話をかけたDJのメル・グレイグ、マイケル・クリスチャン両氏を非難する記事を掲載。サザンクロスは8日に開いた記者会見で謝罪し、2人を無期限で停職処分としたことを明らかにする一方、「違法性はなかった」と釈明している。

オーストラリアの報道機関を管轄する当局は、現時点で事件についてのコメントは出していないが、なりすまし電話に関して事実関係を調べる方針を明らかにした。

キャメロン英首相は8日、「非常に悲しい事件」だと述べ、英王室は「王子夫妻は深い悲しみに暮れている。キャサリン妃はキング・エドワード7世病院に入院中、非常に手厚い看護を受けた」として、遺族や同僚に哀悼の意を表した。

これとは別に王室の広報は、「電話の件で病院に苦情を行ったことはなく、関係した看護師と病院職員を全面的にサポートすると表明していた」と話している。

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