米ジョージア州のCDC施設付近で銃撃、警官1人死亡 これまでに分かっていること
(CNN) 米南部ジョージア州で8日、銃を持った男がエモリー大学や米疾病対策センター(CDC)の付近で発砲する事件があり、警官1人が死亡した。
捜査官関係者などの話から現時点で判明している情報を以下に挙げる。
被害者:銃撃で死亡した警官の氏名は公表されていない。
妊娠中の妻1人と子ども2人があとに残された。
警察はこの警官が事件当時、現場にいた理由を確認できていない。
容疑者:事件への関与が疑われる容疑者は1人で、すでに死亡している。
容疑者は拳銃2丁、ライフル銃1丁、散弾銃1丁を所持していた。現場の法執行当局者は、外科用マスクのようなものを着用していたと説明している。
アトランタのディケンズ市長によると、容疑者は「当局に知られた人物で、特定の事柄に関心を寄せていた可能性があるが、捜査完了までは現時点で確信をもって言及できる情報ではない」という。
容疑者の父親は事件前、息子が自殺を図る恐れがあるとして法執行当局に通報していた。通報から銃撃までの経過時間は現時点では不明。
付近の託児所:銃撃現場付近にあるCDCの施設に設けられた託児所には子ども92人がいたが、全員無事だった。
当局はCDCと協力の上、子どもと保護者が再会できる場所を現地に設置する方針。
捜査:今回の銃撃に関する捜査はジョージア州捜査局が主導する。広報責任者が明らかにした。