トランプ氏、ホワイトハウスに高さ30メートルの巨大旗ざお設置 費用730万円は自己負担

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旗ざおの設置作業中に記者団に対応するトランプ米大統領=18日/Evan Vucci/AP

旗ざおの設置作業中に記者団に対応するトランプ米大統領=18日/Evan Vucci/AP

(CNN) トランプ米大統領は、イランへの米軍介入の可能性という、これまでの任期で最も重大な決断について熟考する一方で、長年構想を練ってきた個人的なプロジェクトも完成させようとしている。

トランプ氏は18日、ホワイトハウスの芝生に2本の旗ざおが設置される様子を見守った。1本はホワイトハウスの南側、もう1本は北側に設置された。

集まった記者団に対し、トランプ氏は「これらは国内、いや世界でも最高の旗ざおだ」と評し、「これは非常にエキサイティングなプロジェクトだ」と語った。

ホワイトハウスの大規模な改修計画をめぐっては、批判を浴び1期目は頓挫していたが、2期目に入り実際に着手していることは、批判を受け付けなくなったトランプ氏の大胆さを反映している。

国際的な緊張が高まる中、トランプ氏は1時間近くかけて旗ざおの設置を見守った。イランの核施設への攻撃を米軍に命じるかとの記者団からの質問を交わしながらこの場にいたことからは、同氏が自分のペースで物事を進めている様子がうかがえる。

トランプ氏はその数時間後、再び姿を現し、5人がかりで掲揚された巨大な国旗に敬礼した。

高さ約30メートルのさおが設置される様子に目を見張っていたトランプ氏は、費用は自身が負担し、「5万ドル(約730万円)くらいかかった」と明かした。

30メートルの旗ざおに巨大な米国旗が掲揚された=18日、ホワイトハウス/Kevin Lamarque/Reuters
30メートルの旗ざおに巨大な米国旗が掲揚された=18日、ホワイトハウス/Kevin Lamarque/Reuters

ホワイトハウスではローズガーデンの改修も進行している。今後数週間かけてパティオが設置される予定で、現在芝生が完全に引きはがされている。

ホワイトハウス東棟近くには舞踏室が建設される計画で、トランプ氏は18日、工事は「間もなく開始される」と述べた。

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