米首都銃撃、ユダヤ博物館内で容疑者拘束 映像に「パレスチナ解放」叫ぶ姿

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連行される容疑者を映したとみられる映像のスクリーンショット/Katie Kalisher

連行される容疑者を映したとみられる映像のスクリーンショット/Katie Kalisher

(CNN) 米首都ワシントンにあるユダヤ博物館付近で21日夜、イスラエル大使館の職員2人が殺害された銃撃事件で、容疑者は博物館内で身柄を拘束された。CNNが目撃者から入手した映像には、連行される容疑者が「パレスチナを解放せよ、解放せよ」と叫んでいる様子が映っている。

首都警察のスミス本部長は記者会見で、この銃撃事件の容疑者をシカゴ出身のエリアス・ロドリゲス容疑者(30)と特定。銃撃は容疑者単独の犯行とみられると述べた。

スミス氏によると、容疑者は博物館の外を行ったり来たりした後4人組に近づき、そのうち2人を射殺した。その後博物館内に入り、最終的に拘束された。

別の目撃者はCNNの取材に答え、容疑者は博物館内に入ると「目撃者のふり」をし、警察の到着を10分以上待っていたと説明した。その後、「ガザのために」襲撃を実行したと主張したという。もう一人の目撃者もCNNに対し、容疑者が「ガザのためにやったんだ」「パレスチナを解放しろ」と言っているのを聞いたと語った。

映像のメタデータからは、21日の午後9時19分に首都ユダヤ博物館で撮影されたものであることが確認された。

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