20歳の観客が球場スタンドから転落、アルコール提供の罪で21歳男を訴追 米ピッツバーグ
(CNN) 米ペンシルベニア州ピッツバーグの球場で大リーグの試合中に20歳の観客がスタンドから転落して重傷を負った事故をめぐり、21歳の男が未成年にアルコール飲料を提供した罪に問われている。
転落事故は4月30日に行われたシカゴ・カブスとピッツバーグ・パイレーツの試合中に発生。この転落に関連してペンシルベニア州警察は、未成年にアルコール飲料を提供したとしてイーサン・カークウッド容疑者(21)を訴追した。
裁判所の記録によると、カークウッド容疑者は予備審問のため6月23日に出廷する。
転落したケイバン・マークウッドさんは重体となり、選手たちは動揺した様子だった。
関係者によると、大学フットボールの選手だったマークウッドさんは、この転落で首と鎖骨、背中を骨折した。
治療費を支援するため関係者が立ち上げたクラウドファンディングには、21日までに6万7000ドル(約960万円)を超す寄付が寄せられている。
マークウッドさん本人は今月、地元紙の取材に対し、「よく眠れない」「背中の痛みがひどい」と訴えていた。