トランプ氏、トルコでのロシア・ウクライナ和平協議にルビオ国務長官を派遣
(CNN) トランプ米大統領は13日、マルコ・ルビオ国務長官が、15日に予定されているウクライナのゼレンスキー大統領とロシアのプーチン大統領との協議に出席するためトルコ・イスタンブールを訪問すると発表した。
サウジアラビア首都リヤドで開催された米・サウジ投資フォーラムでの演説でトランプ氏は、ロシア・ウクライナ間の戦争を終わらせるため尽力していると述べ、15日の協議ではとても良い結果を得られる可能性があると語った。同氏は「我々のスタッフがそこへ向かう。マルコもそこへ向かう。他の者もそこへ行く」「実現できるかどうか見てみよう」と期待感を示した。
CNNは以前、政権高官の話として、トランプ氏の出席は未定で、プーチン氏が出席するかどうかに大きく左右されると報じていた。
トランプ氏は12日、「15日はどこにいるか分からない。多くの会議があるが、実際に飛行機で現地に行くことを考えていた。もし何かが起きると思えば、可能性はあると思う」と参加を示唆した。
政権当局者によると、トランプ氏の出席にかかわらず、ケロッグ・ウクライナ担当特使とウィトコフ中東担当特使は、協議のためイスタンブールを訪れる見通し。
ゼレンスキー氏はこの会談に先立ち、大統領以外のロシア代表者とは協議しないと述べ、交渉の緊張を高めている。
クレムリン(ロシア大統領府)は現時点でプーチン氏か、または他の人物が出席するかどうかについて言及を避けている。