米軍、ソマリアで過激派シャバブの戦闘員12人を殺害
ワシントン(CNN) 米アフリカ軍司令部は12日、ソマリアで国際テロ組織アルカイダ系の過激派組織「シャバブ」のメンバー12人を殺害したと発表した。
発表によると、現場は首都モガディシオから北東へ約472キロ離れた遠隔地で、民間人の死傷者は出ていない。
同司令部は「過激主義の根絶には伝統的な軍事手段を超えた介入が必要だ」と述べた。
米国のトランプ前政権は2020年にソマリアからの米軍撤退を命じたが、バイデン政権は昨年5月、現地政府を支援してシャバブに対抗するためとして、米軍部隊500人以内の再駐留を決めた。
米軍は先月実施した作戦で、シャバブのメンバー約30人を殺害した。昨年10月の攻撃では2人、11月には17人、12月末には6人のシャバブ戦闘員らを殺害していた。