米控訴裁、トランプ氏自宅から押収した文書の刑事捜査再開を認める

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トランプ前大統領の邸宅「マール・ア・ラーゴ」=8月15日、米フロリダ州パームビーチ/Marco Bello/Reuters

トランプ前大統領の邸宅「マール・ア・ラーゴ」=8月15日、米フロリダ州パームビーチ/Marco Bello/Reuters

(CNN) 米連邦控訴裁判所は21日、南部フロリダ州にあるトランプ前大統領の邸宅「マール・ア・ラーゴ」から押収された機密指定のマークのある文書について、司法省が内容の確認作業を進めることを認めた。

地裁判事が先ごろ出した決定では、連邦捜査官によるこうした文書への作業が差し止められていた。今回の判断はこれを覆した。

第11巡回区連邦控訴裁判所の3人の判事は「機密記録の保管が『国家安全保障に対する極めて重大な損害』を引き起こしていないことを確認することに、公衆が強い利益を有していることは自明だ」と述べた。

さらに「その確認作業には必然的に文書の検証、それらにアクセスした人物や時期の確定、(もし存在するとすれば)どのようなソースや方法が漏れたかの決定が含まれる」と確認した。

押収文書を中立な立場から確認する「特別補佐官(スペシャル・マスター)」が行う記録約100点の一部セットの検証は中断されているが、今後は残りの押収資料の検証作業が進められることになる。こうした検証はトランプ氏の所有物や所有を主張できる記録が捜査官に利用されていないかを確認するために行われている。

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