米リトルリーグ選手が宿舎の2段ベッドから転落、頭を打ち重体に

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頭を打ち重体に陥ったものの、その後は順調な回復が伝えられるオリバーソン君/From LIttle League Baseball

頭を打ち重体に陥ったものの、その後は順調な回復が伝えられるオリバーソン君/From LIttle League Baseball

(CNN) 米少年野球リトルリーグの選手がチームの宿舎で2段ベッドから転落して頭を打ち、重体に陥っている。

イーストン・オリバーソン君(12)は、17日からのリトルリーグ世界大会に出場するユタ州のチーム「スノーキャニオン」のメンバー。

大会が開催されるペンシルベニア州ウィリアムズポートの宿舎で15日未明、眠っている間にベッドから落ち、頭蓋骨(ずがいこつ)を骨折した。

オリバーソン君の容体を報告するために立ち上げられたインスタグラムのアカウントによると、近くの病院へ運ばれて出血を止める手術を受け、人工的な昏睡(こんすい)状態に置かれた。

チームのアシスタントコーチを務める父親は、「硬膜外血腫」で脳が圧迫されていたと説明した。

医師団はその後、鎮痛剤を減らし始めているという。CTスキャンの結果は良好とされる。

友人が電話を通して「親指を立てて」「もう片方の親指も」と語り掛けたところ、それに従う動作がみられたという。

リトルリーグの事務局は16日午後の声明で、順調な経過を聞いて安心したと述べ、本人や家族、チームへの支援を表明した。

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