焦点は大統領文書の取り扱い、トランプ氏別荘の捜索 以前から捜査

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米国のトランプ前大統領。米連邦捜査局(FBI)による家宅捜索は機密文書を持ち出したことの捜査の一環とみられている/Brandon Bell/Getty Images

米国のトランプ前大統領。米連邦捜査局(FBI)による家宅捜索は機密文書を持ち出したことの捜査の一環とみられている/Brandon Bell/Getty Images

(CNN) 米連邦捜査局(FBI)が8日に実施したフロリダ州パームビーチにあるトランプ前大統領の別荘「マール・ア・ラーゴ」の捜索は、大統領文書の取り扱いを巡る捜査の一環だったことがわかった。事情に詳しい3人の関係者がCNNに語った。こうした文書の中には機密指定のものがあり、別荘に運び込まれた可能性があるという。

別の関係者によると、トランプ氏は捜索時にニューヨーク市のトランプタワーにいた。

大統領経験者の邸宅を捜索するという異例の事態は司法省にとってリスクの高い動きとなる。トランプ氏はさまざまな方面で法的問題を抱えているが、数カ月以内に2024年の大統領選出馬を発表するものとみられている。

司法省はトランプ氏に関係する2つの捜査を進めている。1つは20年の大統領選の結果を覆す試みに関する捜査で、もうひとつは機密文書の取り扱いに関するものだ。

関係者によると、8日早朝から始まった家宅捜索では、トランプ氏のオフィスや私室があるクラブ周辺が重点的な捜索対象になっていた様子だった。

別の関係者によると、FBIの捜索対象には文書の保管場所や品物の入った箱の行き先が含まれている。国立公文書館がこの数カ月でマール・ア・ラーゴからホワイトハウスの記録を回収しており、FBIは8日の捜索で他に何も残っていないことを確認する必要がある。

トランプ氏の息子エリック氏はFOXニュースの司会者ショーン・ハニティー氏に「彼らが言うには、強制捜査の目的は、ドナルド・トランプが他に文書を持っているか否かについて、国立公文書館が裏付けを得たいと希望しているためだという」と語った。

トランプ氏の弁護士は「トランプ前大統領と弁護団はFBIと司法省の当局者にあらゆる段階で協力している。FBIは通知のない強制捜査を行い、文書を押収した」と述べた。

事情に詳しい人物によると、捜索令状の執行前には、FBIが問題なく敷地に立ち入れるよう、FBIとシークレットサービス(大統領警護隊)の間でやりとりがあった。トランプ氏が不在のため別荘にはわずかな隊員しかいなかったという。

CNNはFBIにコメントを求めている。司法省はコメントを控えた。ホワイトハウス関係者は捜索の通知を受けていないと述べた。ある政権高官は、バイデン大統領は報道で知るまで捜索を知らなかったと語った。

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