米FBI、トランプ前大統領の別荘を家宅捜索

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トランプ前米大統領/Brandon Bell/Getty Images

トランプ前米大統領/Brandon Bell/Getty Images

(CNN) 米連邦捜査局(FBI)は8日、令状に基づきフロリダ州パームビーチにあるドナルド・トランプ前大統領の別荘「マール・ア・ラーゴ」の家宅捜索を行った。前大統領がCNNに確認した。

トランプ氏は、FBIの捜査員がマール・ア・ラーゴに入った理由は明らかにしなかったが、家宅捜索は予告なしに行われたと述べ、「彼らは私の金庫にまで押し入った」としている。

「私の美しい家、フロリダ州パームビーチのマール・ア・ラーゴが現在包囲され、捜索され、大勢のFBI捜査員に占拠されている」。トランプ前大統領は声明の中でそう述べた。

トランプ氏は捜索が行われた当時、フロリダ州にはいなかった。

関係者によると、家宅捜索は8日早朝から始まった。捜査当局はトランプ氏のオフィスや私室があるクラブ周辺を重点的に捜索している様子だという。

米司法省もホワイトハウスもコメントを避けている。あるホワイトハウス関係者は捜索の通知はなかったと述べた。

CNNはFBIにコメントを求めた。

司法省はトランプ氏に関係する2つの捜査を進めていることがわかっている。1つは2020年大統領選結果を覆す試みに関する捜査で、もう1つは機密文書の取り扱いに関するものだ。

大統領関連資料の収集と整理を担う国立公文書館は以前、ホワイトハウスの記録が入った箱少なくとも15箱がマール・ア・ラーゴから回収され、その一部には機密文書も含まれていたと述べていた。

情報筋によると、今年の4月と5月には、FBIが大統領関連記録の取り扱いに関する捜査でトランプ氏の側近から話を聞いていた。

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