ホワイトハウスのサキ報道官、新型コロナ陽性 大統領の訪欧直前

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ホワイトハウスのサキ報道官/Alex Wong/Getty Images

ホワイトハウスのサキ報道官/Alex Wong/Getty Images

(CNN) ホワイトハウスのサキ報道官(43)は22日、自身が新型コロナウイルスの検査で陽性となり、軽症だと発表した。バイデン大統領が北大西洋条約機構(NATO)首脳会談のためにベルギー・ブリュッセルに向けて出発する直前での発表となった。

サキ氏は在宅で勤務し、対面での仕事は5日間の隔離期間と新型コロナ検査での陰性を確認してからの復帰となる。

バイデン大統領は21、22日両日ともPCR検査で陰性だった。

サキ氏は声明で、大統領とは21日に社会的距離を保って会ったが、バイデン氏は疾病対策センター(CDC)の指針で定める濃厚接触者に当たらないと述べた。自身の陽性発表は「透明性を期して」行ったとしている。

サキ氏は昨年10月にもバイデン氏の外遊直前に陽性となっていた。今回で2回目。

ホワイトハウスの記者会見ではマー副報道官がサキ氏の代役を担った。21日の記者会見に出席した記者については濃厚接触者に当たらないとの見方を示し、ホワイトハウスは接触者の追跡を行っているとも述べた。

大統領や副大統領の家族では先週、ハリス副大統領の夫ダグラス・エムホフ氏がコロナの検査で陽性となった。ホワイトハウスは先ごろ、ハリス氏は陰性と公表した。

ホワイトハウスはこの1カ月間、連邦の公衆衛生指針に従い、当局者や訪問者に対してマスクの着用や社会的距離を保つことを要請していない。訪問者はホワイトハウスの公式行事前にコロナ検査を実施しておくことが想定されている。

ワシントンでは新型コロナの症例数が1月上旬をピークとして減少を続けている。

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