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米連邦検事、大統領選での偽の選挙人による認証を調査 司法副長官が明かす CNN EXCLUSIVE

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今月15日、アリゾナ州フローレンスでの集会で身振りを交えて演説するトランプ氏/ROBYN BECK/AFP/AFP via Getty Images

今月15日、アリゾナ州フローレンスでの集会で身振りを交えて演説するトランプ氏/ROBYN BECK/AFP/AFP via Getty Images

(CNN) 米連邦検事は、2020年の大統領選時に選定された偽の選挙人による認証について調査を行っている。リサ・モナコ司法副長官が24日、CNNに明らかにした。当時これらの偽の選挙人は複数の州でトランプ前大統領の勝利を宣言したが、実際の選挙結果は同氏の敗北だった。

独占取材に答えたモナコ氏は、現在複数の検事が調べている最中としつつ、現行の調査についてそれ以上のことは言えないと述べた。

トランプ氏の勝利を宣言した偽の証明書は、20年12月中旬に国立公文書館へ送られた。米議会襲撃事件を調査する下院の特別委員会は、トランプ氏の選挙戦敗北を覆そうとするこうした圧力キャンペーンに対する調べを進めている。これらの文書には一般国民も厳しい視線を注いでいる。

票の集計を覆すための党派的な試みに関して、検事らが上記以外に何を調べているのか、モナコ氏が詳細に踏み込むことはなかった。

議員や州当局者から寄せられた虚偽認証に対する調査の要請について、司法省がコメントを出すのは今回が初めて。

各証明書に署名したトランプ氏の支持者らは、事実に反する形で自分たちが正当に選ばれた選挙人だと主張。該当するペンシルベニア、ジョージア、ミシガン、アリゾナ、ウィスコンシン、ネバダ、ニューメキシコの7州ではいずれもジョー・バイデン氏が勝利していた。証明書の中にはそれぞれの州の共和党を代表する最高位の当局者によって送付されたものもあった。これらの文書は監視団体アメリカン・オーバーサイトが入手、公開している。

モナコ氏のコメントを受け、ウィスコンシン州のジョシュ・カウル司法長官はCNNへの声明で「連邦政府が徹底的に調査し、あらゆる不法行為を訴追することが極めて重要だ。何であれ扇動的な陰謀を助長する行動が対象になる」との見解を示した。

モナコ氏はインタビューで、選挙管理を担当した当局者らに対する脅迫や嫌がらせといった問題についても司法省として解決に取り組んでいると明らかにした。

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