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ペンス前副大統領の元首席補佐官、議会襲撃事件の調査委に協力

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議事堂襲撃事件当時、ペンス前米副大統領の首席補佐官を務めていたマーク・ショート氏/Bill Clark/CQ-Roll Call/Getty Images

議事堂襲撃事件当時、ペンス前米副大統領の首席補佐官を務めていたマーク・ショート氏/Bill Clark/CQ-Roll Call/Getty Images

ワシントン(CNN) ペンス前米副大統領の首席補佐官を務めたマーク・ショート氏が、米議会議事堂襲撃事件を調査する下院特別委員会に協力していることが分かった。委員会の活動を知る3人の情報筋が明らかにした。

ショート氏はトランプ前政権で最上位の当局者の一人で、委員会にとって大きな進展となる。

CNNは数週間前に委員会がショート氏に召喚状を出したと報じていた。

ショート氏は現在もペンス氏の最側近の一人であり、委員会が調査する重要な出来事の多くを直接目撃している。

ショート氏の協力はペンス氏の周辺が調査に前向きな姿勢であることを示唆する。ある情報筋はCNNに対し、委員会がペンス氏のチームから重要な協力を得ていると語った。

CNNは先月、ショート氏を含むペンス氏の多数の側近が自発的に、または「友好的な召喚状」に従う形で委員会に協力している可能性があると伝えていた。

ショート氏は6日、CNNの電話取材に対して「ノーコメント」と述べた。委員会もコメントを控えた。

ショート氏は襲撃事件当日の大半をペンス氏とともに過ごしていた。暴徒が大統領選挙の認証を阻止しようと議事堂に押し入る中、ペンス氏は上院議場から急いで避難し、議事堂の下にある安全な場所に移った。暴徒の一部は「マイク・ペンスをつるせ」と叫んでいた。

ショート氏はまた、1月4日にホワイトハウスの大統領執務室で、トランプ大統領(当時)と保守系弁護士ジョン・イーストマン氏がペンス氏に選挙人団の票の集計を遅らせるように説得する現場にもいた。

トランプ氏はショート氏が要求に従わないペンス氏を支えていたことに怒りを示し、襲撃事件後はショート氏のホワイトハウスへの立ち入りを禁止したと周囲に話していた。

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