ブリンケン米国務長官、ロシアに警告 ウクライナ侵攻なら「深刻な結果」

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米国務長官のアントニー・ブリンケン氏=11月30日、ラトビア・リガ/Gints Ivuskans/AFP/Getty Images

米国務長官のアントニー・ブリンケン氏=11月30日、ラトビア・リガ/Gints Ivuskans/AFP/Getty Images

(CNN) 米国のブリンケン国務長官は、ロシアに対し、ウクライナの不安定化に向けた動きをやめるよう警告し、ロシア軍のあらゆる活動は「深刻な結果」を招くだろうと語った。

ブリンケン長官は、ラトビアの首都リガで開かれた北大西洋条約機構(NATO)の会合に出席した。ブリンケン長官は、ロシアのプーチン大統領がウクライナに侵攻する決断をしたのかどうかはわからないとしながらも、「我々は、プーチン大統領が決断すれば、即座にそうすることができる能力を整えていることは知っている」と指摘。ロシアが方針転換するよう取り組みながらも、あらゆる不測の事態に備える必要があると述べた。

ブリンケン長官の発言の前には、プーチン大統領が演説の中でロシア西部の国境で「脅威」が増していると述べていた。ブリンケン長官は、国際社会はロシア政府が国境付近で軍隊を大幅に増強し、ウクライナが侵略国だと示唆する偽の情報を拡散させているのを目撃していると指摘した。

ブリンケン長官の今回の発言は、ウクライナ情勢をめぐるもののなかでは今までで最も強いものとなった。米国務省によれば、ブリンケン長官は2日、スウェーデンの首都ストックホルムで、ロシアのラブロフ外相と会談する。

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