原子力潜水艦2隻を真っ二つ、つなぎ合わせて1隻に フランス

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一方が損傷した原潜2隻の艦体を半分に切断し、接合する作業がフランスで行われている/Naval Group

一方が損傷した原潜2隻の艦体を半分に切断し、接合する作業がフランスで行われている/Naval Group

(CNN) フランス北西部シェルブールで、昨年火災が発生して大きく損傷した原子力潜水艦と、現役を引退した別の潜水艦の艦体をそれぞれ半分に切断してつなぎ合わせる作業が始まった。

フランス国防省によると、海軍の攻撃型潜水艦「ペルル」は昨年6月、南部トゥーロンの造船所で修理中に火災が発生して艦体の前半分が使用不能になった。鉄鋼部品に生じた構造的ダメージは修復不可能だった。

しかし後部の73メートルは火災による被害を免れた。

幸運なことに、ペルルの姉妹艦の「サフィール」は2019年に現役を引退して、北西部シェルブール港の造船所で解体待ちの状態にあった。

造船会社の発表によると、ペルルは昨年12月、トゥーロンからシェルブールに移送され、今年2月に艦体を半分に切断。3月にはサフィールの艦体も切断された。

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