米、退避支援にらみ特殊部隊や艦船が出動態勢 エチオピア情勢

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アディスアベバの米大使館。状況悪化に備え、米軍が支援態勢を整えているという/United States Department of State

アディスアベバの米大使館。状況悪化に備え、米軍が支援態勢を整えているという/United States Department of State

(CNN) 政府軍と反政府勢力との軍事衝突が続くアフリカ東部のエチオピア情勢を受け、米軍が隣国ジブチに陸軍のレンジャー部隊を待機させ、状況がさらに悪化した場合、エチオピアの米大使館を支援する特殊作戦を準備していることが25日までにわかった。

米軍当局者らが明らかにした。反政府軍が首都アディスアベバへ南進する構えを見せるなどの事態の急転への米国の懸念が深まっていることを反映している。

米国防総省当局者は入念な事前対策として、中東地域にいる海軍艦艇3隻が米国民らの退避作業を助ける出動態勢にあるとも指摘。ただ、米国務省当局者は、アフガニスタンで実施したような米軍が主導する大規模な避難作戦に踏み切る計画はないとも述べた。

同省高官は、エチオピア内の空港業務が広範に運用されている現状を受け、出国を望む米国民は利用出来る民間航空便を使って即座に離れるべきだとも語った。

エチオピアでの退避作業計画などを直接知り得る立場にある米国防総省当局者はCNNの取材に、中東内には現在、「ポートランド」などの水陸両用船舶3隻が展開しており、出動命令に応じられる状態にある。大がかりな救出作戦は予期していないとしながらも、少人数であれ空港にたどり着けず、出国が阻まれる事態への懸念が強まっているともした。

国務省は今月初旬、アディスアベバの米大使館で緊急でない業務に従事する政府職員やその家族に退去命令を出していた。同国内の軍事衝突、市民生活の維持への危惧や必需品などの補給不足が生じる可能性に言及していた。また、エチオピエアへの渡航中止なども警告していた。

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