米駆逐艦、パラセル諸島付近で「航行の自由」作戦 バイデン氏の演説直後

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

バイデン氏が演説、中ロの「秩序を乱す行動」を批判

香港(CNN) 米海軍の誘導ミサイル駆逐艦「カーティス・ウィルバー」は20日、中国が実効支配する南シナ海のパラセル(西沙)諸島付近を航行した。バイデン米大統領はこの数時間前の演説で、米国は南シナ海への開かれたアクセスを守る必要があるとの認識を示していた。

第7艦隊報道官の声明によると、カーティス・ウィルバーはパラセル諸島付近で「航行の自由」作戦を実施。「国際法に合致した航行の権利と自由」を行使したとしている。

パラセル諸島は南シナ海北西部に位置する。ベトナムや台湾も領有権を主張しているが、中国は同諸島を40年以上にわたって実効支配。軍事施設を建設して要塞(ようさい)化を進めてきた。

中国政府は南シナ海のほぼ全域を自国の領土と主張しており、米軍艦の航行で主権が侵害されたとしている。

「南シナ海情勢」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]