受刑者が名門ジョージタウン大学の学位取得可能に 米

民主主義の授業でノートを取る受刑者=2018年秋/Lisa Helfert/Georgetown University

民主主義の授業でノートを取る受刑者=2018年秋/Lisa Helfert/Georgetown University

(CNN) 米私立大学のジョージタウン大学はこのほど、米メリーランド州の一部の受刑者を対象に学士号の取得を認める新しいプログラムを発表した。

ジョージタウン・プリズンズ・アンド・ジャスティス・イニシアティブ(PJI)が中心となって5年間のプログラムを実施する。2021年秋の学期で最初の学生25人を選出する。プログラムの終了までに、少なくとも125人のメリーランド州の受刑者がジョージタウン大から学士号を獲得する見通し。

PJIのディレクター、マーク・ハワードさんはCNNの取材に対し、刑務所での教育がコストを削減し、地域社会をより安全にし、参加者とその家族の生活を大きく向上させるということを示す研究がたくさんあると指摘。受刑者の中にも可能性を秘めた人がいると信じているとし、今回のプログラムがそうした人々の成長と繁栄の手助けとなり、地元や社会全体に模範を示すことになればと語った。

既存の単位取得のプログラムに参加する受刑者=2018年/Lisa Helfert/Georgetown University
既存の単位取得のプログラムに参加する受刑者=2018年/Lisa Helfert/Georgetown University

今回のプログラムは、首都ワシントンの受刑者に対して収監中に大学の単位の取得を認める既存の取り組みを拡大させたもの。ただ、既存の取り組みでは学位は得られなかった。

メリーランド州全体から選ばれた受刑者は同州ジェサップにある施設に移され、そこで学習を始める。

ハワードさんによれば、高校の卒業証書があるか、高校卒業と同程度の学力があって、学位取得に向けて強い意欲があり、学問的な優秀性を示す参加者を探しているという。通常の同大の入学手続きと同様、参加に向けた競争は激しいものになると見込まれている。

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