トランプ大統領、フロリダの別荘で退任迎えるとの臆測も

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トランプ米大統領。年末にフロリダの別荘に向かったまま、ホワイトハウスに戻らず退任するとの臆測が出ている/Erin Schaff/Pool/Getty Images

トランプ米大統領。年末にフロリダの別荘に向かったまま、ホワイトハウスに戻らず退任するとの臆測が出ている/Erin Schaff/Pool/Getty Images

(CNN) トランプ米大統領がクリスマスにフロリダ州パームビーチの別荘「マール・ア・ラーゴ」へ行ったまま、ホワイトハウスには戻らずに退任するとの臆測が浮上している。

事情に詳しい関係者らの話によると、現時点の計画ではトランプ氏とメラニア夫人がクリスマスから新年にかけてマール・ア・ラーゴに滞在することになっている。その後の日程は何も決まっていないという。

あるホワイトハウス当局者は、トランプ氏が1月20日の任期切れまでの間、ワシントンへ戻る可能性もあるが、フロリダ州へ行ったままホワイトハウスには戻らないという話も出ていると指摘する。

当局者らによると、議論は今のところ流動的で、確かな予定はない。マール・ア・ラーゴとホワイトハウスの情報筋はともに、夫妻が年始の後もフロリダ州にとどまる予定は今のところないと述べた。

トランプ氏は当初、11月末の米感謝祭にマール・ア・ラーゴを訪れる予定だったが中止した。退任後に備えて敷地内の改築工事が進んでいるためとみられる。

トランプ氏は大統領選での敗北を認めていない。7日の記者会見でも「仕組まれた選挙だった」「まるで第三世界だ」と繰り返し、根拠のない不正疑惑を改めて主張した。

任期切れまでに関係者らへの恩赦などを検討する一方、ここ数週間はテレビで政権移行に関する報道を見たり、側近らと選挙関連の陰謀論などについて話したりして過ごしているという。

1月20日にはバイデン次期大統領の就任式が行われるが、当日の予定も決まっていない。式典に対抗して集会を開くことも検討中とされるが、まだアイデアの段階にとどまっている。

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