トランプ用品を身に着け女性に息吹きかけた男、単純暴行で訴追 米

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レイモンド・デスキンズ容疑者。警察によると、単純暴行の罪に問われている/Twitter

レイモンド・デスキンズ容疑者。警察によると、単純暴行の罪に問われている/Twitter

(CNN) 米バージニア州にあるトランプ大統領のゴルフ場前で、トランプ陣営のシャツとトランプ陣営の浮き輪を身に着けた男が女性2人に対して故意に息を吹きかけたとして、単純暴行の罪に問われている。

騒ぎが起きたのは21日。被害に遭った女性の1人が携帯電話のビデオでこの時の様子を撮影し、ソーシャルメディアに掲載した。

同州ラウドン郡保安官事務所の発表によると、動画に映っていたのは同州スターリング在住のレイモンド・デスキンズ容疑者(61)。同容疑者は単純暴行の罪に問われて裁判所に出頭を命じられた。

動画には、デスキンズ容疑者がマスクを着けない姿で、トランプ大統領に抗議していた女性2人と口論する様子が映っていた。この動画が撮影される前の詳しい経緯は分かっていない。

女性のうち1人は男に対して「私から離れて!」と叫び、もう1人は「他人の顔に顔を近づけないで」と叫んでいる。

男が「誰の顔にも近づけてない」と応じると、女性は「私の顔の前にいる。それにマスクもしていない。だから下がって」と言い返した。

すると男は、一方の女性に向かって強く息を吹きかけた。女性はショックで息をのみ、男は振り返って薄ら笑いを浮かべている。

女性が「暴行された」と訴えると、男は「オレはあんたに息をしたんだ」と言い返し、今度は動画を撮影している女性に息を吹きかけた。

保安官事務所は、現場で捜査が行われ、双方に対して裁判所で令状を入手するよう勧告したと説明。その後市民が入手した令状を執行してデスキンズ容疑者が単純暴行の罪に問われ、召還を条件に釈放されたことを明らかにした。

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