脱線ばかりの第1回大統領討論会、6つのポイント

米大統領選の第1回討論会。主要な論点を分析する/Getty Images

米大統領選の第1回討論会。主要な論点を分析する/Getty Images

(CNN) 米大統領選に向けた29日夜の第1回大統領討論会は、民主党候補のバイデン前副大統領と相対した共和党候補のトランプ大統領が、会場を混乱に満ちた惨状の場へと変えた。

トランプ氏は90分間の決戦の場で自身のやり方で強引に突き進み、また煙に巻く姿勢で臨んだ。バイデン氏や司会者のFOXニュースのクリス・ウォレス氏をあらゆる局面で遮って発言。数多くの質問やバイデン氏の政策議論を無視したうえ、バイデン氏の主張をねじまげて攻撃した。バイデン氏の息子や、主に極右メディアに掲載されるバイデン氏の歪曲された記録もターゲットにした。

トランプ氏の妨害に対して、バイデン氏はトランプ氏への嘲笑を浮かべ、「道化師」「人種差別主義者」「米国史上最悪の大統領」と呼んで応酬した。またトランプ氏の新型コロナウイルス流行への対処を批判し、医療保険プランを提出できていないことや人種的な不公平に対する抗議デモへの対応でも非難した。

司会者のウォレス氏は何度も議論をコントロールしようと努力したが、成功しなかった。

トランプ氏が司会者の質問やバイデン氏の返答にかぶせて話をする姿勢をとがめられると、自分だけが責められていると抗議したが、ウォレス氏は「率直に言って、あなたがより多く妨害している」と切り返した。

全国や激戦州での世論調査の支持率で後れを取るトランプ氏だが、現在支持を得られていない有権者を取り込もうとする努力はほとんど見られなかった。さらには、白人至上主義者への非難を何度も求められたのに拒否する姿勢を示したことは自身の現在の基盤も傷つける可能性がある。

討論会の6つのポイントを挙げる。

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