人種差別への抗議デモ、米国民の3分の2が支持

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ジョージ・フロイドさんの死をうけて抗議デモを行う参加者ら=5月26日、米ミネソタ州ミネアポリス/Stephen Maturen/Getty Images

ジョージ・フロイドさんの死をうけて抗議デモを行う参加者ら=5月26日、米ミネソタ州ミネアポリス/Stephen Maturen/Getty Images

(CNN) 米ミネソタ州で黒人男性が白人警官に首を圧迫されて死亡した事件をきっかけに全米に広がった抗議デモについて、国民の約3分の2が支持しているとの世論調査結果が報告された。

世論調査会社ギャラップが28日に発表したところによると、デモが人種間の平等を求める世論に好影響を与えていると答えた人は53%と全体の半数以上を占める一方、悪影響があるとの回答は34%にとどまった。

各地のデモでは警官隊との衝突も散発しているものの、大半が平和的に実施されてきた。

だがトランプ政権はデモに対し、強硬姿勢を強めている。バー司法長官は28日、下院司法委員会の公聴会で、「暴徒と無政府主義者」が平和的なデモを乗っ取り、罪のない人々に対して「無分別な騒ぎと破壊行為」を繰り返していると主張した。

ギャラップの調査によると、過去30日間にデモに参加したと答えた人は10人に1人、若年層では4人に1人の割合を占めた。

ただし党派別にみると、与党・共和党の支持者でデモに参加したのはわずか1%、デモの趣旨に共感を示す人も14%にすぎなかった。

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