積み重なる遺体、空き室も安置所に 写真が物語る病院の窮状 米デトロイト

積み重なる遺体袋 米デトロイトの病院の窮状

(CNN) 米ミシガン州デトロイトの病院で、空き室に保管されたり、駐車場に運び込まれた冷凍庫の中に積み重ねられたりした遺体の写真が、職員の間で共有されている。

写真はデトロイトにあるサイナイグレース病院の緊急救命室(ER)に勤務する職員の間で共有されていた。CNNは職員を通じてこの写真を入手。別の職員2人はこの写真について、4月上旬の同病院の状況を正確にとらえたものだと証言した。職員らは12時間のシフト勤務で逼迫(ひっぱく)した状況に追い込まれていた。

2人の職員によると、夜間は遺体安置所の担当者が不在で、遺体安置所が満杯だったため、普段は睡眠習慣の研究に使われている部屋が遺体の保管に使われていた。

この様子を目撃した職員は、「ベッドは患者のために使い果たしたので、遺体のために割く分はなかった」と話している。

写真では1台のベッドに遺体2体が並べられ、もう1体はベッド脇の椅子の上に置かれていた。3体とも白い袋に入っていた。

ベッドに並べられた2体の遺体。もう1体はベッド脇の椅子の上に置かれている/Provided to CNN
ベッドに並べられた2体の遺体。もう1体はベッド脇の椅子の上に置かれている/Provided to CNN

同病院はこの状況に対応するため、遺体の保管用に移動式の冷凍庫を注文することにしたという。

CNNが同病院を訪れた11日、駐車場には冷凍庫5台が設置されていた。

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