トランプ政権、マスク着用めぐる提言発表へ

新型コロナの対策に「マスクよりスカーフ」と発言 トランプ米大統領

(CNN) 米国で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、トランプ大統領は2日、政権が近くマスクの着用に関する全国的な提言を発表すると明らかにした。同大統領は当初、米国民に対し、感染拡大を阻止するうえでマスクの着用は必要ないとの見方を示していた。

ホワイトハウスに設置した対策本部で発言したトランプ氏は、マスクに関する新たな指針について、すべての米国民にマスクの着用を義務付ける内容にはならないと説明。マスクを着けたくない人もいるとしたうえで、着用するかどうかは「それぞれの判断に任せる」ようにすると述べた。

トランプ氏はまた、鼻や口を覆うならマスクよりもスカーフのような布地のものの方がよいのではないかという従来の考えを繰り返した。病院で必要とされる医療用マスクの需要が抑えられるほか、生地に厚みがある分より効果的だろうとの理由からだ。

新たな提言がいつ出されるのかは明かされなかった。ただ事情に詳しい関係者は政権が2日に提言の取りまとめを行ったと指摘。米国民に対し、外出時は何かで顔を覆うよう勧告する内容だとしている。

CNNは1日、対策本部のメンバーの大半が公共の場では何かで顔を覆うべきだとの認識で一致したと報じた。また、そうした措置に関する公的な指針が発表される可能性があるとも伝えていた。

一方で対策本部に所属する医療の専門家からは、マスク着用を勧告することで米国民に対し誤った安心感を与えかねないと懸念する声も上がっている。マスクを着ければ感染はしないとの誤解が生まれ、結果として人との距離を置いて感染を防ぐ「ソーシャルディスタンス」が実践されなくなる恐れがあるという。

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