米グランドキャニオン国立公園が封鎖、新型コロナ感染拡大受け

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グランドキャニオン国立公園が新型コロナの感染拡大を受け封鎖された/Justin Sullivan/Getty Images

グランドキャニオン国立公園が新型コロナの感染拡大を受け封鎖された/Justin Sullivan/Getty Images

(CNN) 米アリゾナ州のグランドキャニオン国立公園が、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて封鎖されたことが3日までに分かった。同公園には昨年、600万人近くが訪れていた。

公園側が1日夜に、「即時の」封鎖を発表した。

米国立公園局(NPS)は封鎖について、同州ココニノ郡の保健当局からの勧告に基づくものだと説明した。NPSによると、国立公園の運営に関する変更は地元の公衆衛生当局や米疾病対策センター(CDC)から出される指針を活用して各公園ごとに実施される。

グランドキャニオン国立公園での業務は、すでにごく限られた範囲でしか行われていなかった。国立公園の保護団体などが公共の安全の観点から全面封鎖を求めていたが、公園側はこれまでこうした声に応じてこなかった。

米国の他の国立公園は、すでに訪問者の受け入れを停止して新型コロナウイルスの感染拡大阻止を図っている。カリフォルニア州のジョシュア・ツリー国立公園とヨセミテ国立公園、ユタ州のアーチーズ国立公園とキャニオンランズ国立公園のほか、アイダホ、モンタナ、ワイオミングの各州にまたがるイエローストーン国立公園など、名だたる国立公園が全面封鎖に踏み切っている。

国立海浜公園や史跡についても、封鎖や業務の縮小を行っているところがある。

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