トランプ氏、ホワイトハウスの記者夕食会に不参加 3年連続

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米国のトランプ大統領。今年も記者会が主催する夕食会には出席しない考えを明らかにした/Chip Somodevilla/Getty Images North America/Getty Images

米国のトランプ大統領。今年も記者会が主催する夕食会には出席しない考えを明らかにした/Chip Somodevilla/Getty Images North America/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) トランプ米大統領は5日、毎年恒例のホワイトハウス記者会の夕食会には出席しない考えを明らかにした。3年連続の欠席となる。

トランプ氏は記者団に、今月27日に予定される夕食会に出るより、政治集会に参加すると宣言。「記者会の夕食会は非常に退屈で後ろ向き」と断定し、「非常に前向きな集会を開くつもりだ」と語った。

トランプ氏は大統領就任後、一度も記者会の夕食会に臨んだことがない。記者会には通常、現職大統領、有名人、記者や芸能人が出席。大統領が口にする冗談の内容も例年、注目の的となっていた。

オバマ前大統領は2011年の夕食会で、列席者の1人だったトランプ氏をきつくからかったこともある。トランプ氏が不在だった昨年の夕食会ではコメディアンのミッチェル・ウルフさんがトランプ政権に辛辣(しんらつ)な冗談を飛ばして記者会の一部をあわてさせたこともあった。

ホワイトハウス記者会のオリバー・ノックス会長は5日、今年の夕食会について「憲法修正第1条と、過去、現在、将来の偉大な記者を祝福する楽しい夕べになることを期待している」と述べた。憲法修正第1条は言論の自由などを保障している。

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