米南東部で大雪 交通まひ状態、54万戸で停電

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

米南東部で大雪、警戒続く

(CNN) 米南東部が9日にかけて大雪に見舞われ、路面の凍結による事故や空の便の欠航などの影響が広がっている。ノースカロライナなど数州では54万6000戸あまりが停電した。

CNNの気象専門家によると、2000万人以上を対象に冬季気象警報が出され、800万人あまりに対して洪水への警戒が呼びかけられている。

米国立測候所は、南部と中部のアパラチア山脈地域では9日の積雪量が約30センチを超すと予想。アパラチア山脈からノースカロライナ・サウスカロライナにかけての地域では、10日までの積雪が30~50センチに達する見通し。

所によっては大雪のために交通まひ状態が何日も続き、停電が続いたり倒木などの被害が出る恐れもある。

特に被害の大きいノースカロライナ州では24万戸以上、サウスカロライナ州では22万戸以上が停電に見舞われ、アラバマ、テネシー、ジョージアの各州でも2万~3万戸が停電した。

ノースカロライナのシャーロット・ダグラス国際空港では9日、出発便と到着便合わせて1100便以上が欠航となった。

同州ダーラム郡では9日朝までに、年間の降雪量に匹敵する15センチの積雪を観測。クーパー知事によると、9日未明から午前11時の間に州内で起きた自動車事故は500件を超え、大型トラックが道路をそれて川に突っ込む事故も発生した。

「米国」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]