米政府、台湾と断交の3カ国の大使召還 情勢を協議

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米国務省が台湾と断交した中米カリブ地域の3カ国の大使を召還した/Nicholas Kamm/AFP/Getty Images/File

米国務省が台湾と断交した中米カリブ地域の3カ国の大使を召還した/Nicholas Kamm/AFP/Getty Images/File

(CNN) 米国務省は7日、昨年から今年にかけ台湾との断交に踏み切った中米カリブ地域の3カ国に赴任する米大使や代理大使を本国に召還したと発表した。断交決定後の情勢などを協議するためとしている。

これら3カ国は、ドミニカ共和国、エルサルバドルにパナマ。エルサルバドルは今年8月、ドミニカ共和国は同5月、パナマは昨年夏に台湾との断交を発表していた。台湾と外交関係がある国は17カ国に減少していた。

米国務省は大使らの本国召還の目的について、中米とカリブ地域で強力かつ独立した民主体制と経済の支援策について米政府首脳陣と話し合うためと説明した。

米国は「一つの中国」原則を尊重しているが、中国が望む形での政策は進めていない。台湾の将来的な位置付けについては一方的な変化に反対するとの立場しか公式に表明していない。

ただ、米国は台湾との同盟関係を事実上続けている。特にトランプ政権の発足以降、米台関係は緊密化を増している。

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