キラウエア火山噴火で新島が出現 米ハワイ島

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ハワイ島沖に新たに出現した「島」/USGS

ハワイ島沖に新たに出現した「島」/USGS

(CNN) 米ハワイ州ハワイ島で続くキラウエア火山の噴火によって、同島沿岸沖に小さな島が新しく形成された。

米地質調査所(USGS)によると、新島はハワイ島北部沿岸沖で12日に出現し、ハワイ火山観測所が13日午前、空からの観測で発見した。海に流れ込んだ溶岩が、圧力で海上に押し上げられて新島ができたとみられている。

新島は海岸から数メートルの距離にあり、直径は6~9メートルほど。溶岩がこのまま流入を続ければハワイ島とつながる可能性が大きいという。そうでなければ波に浸食されて消滅する可能性もある。

新島の名称は地元が決めることになるという。

キラウエア火山は5月から噴火が始まり、住宅が溶岩にのみこまれるなどの被害が広がった。USGSによれば、15日の時点でも噴火でできた亀裂から北西部へ向けて溶岩の流出が続いている。

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