なぜ規制は進まないのか――銃への姿勢、支持政党で明確な違い

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ピューの調査によれば、民主党支持者は共和党支持者よりも、銃による暴力を非常に大きな問題だととらえる可能性が高い。銃の販売の追跡といった規制についても、民主党支持者は大部分が賛成している。

一方、共和党支持者は、人目につかない形での銃の携帯に賛成する割合が民主党支持者の約2倍(82%対41%)。教師や学校のスタッフに対して銃の携帯を許すことについても共和党支持の81%が賛成しており、民主党支持者で賛同する割合は42%だ。

銃規制に対する支持は、銃乱射事件の直後は上昇する。

CNNが2016年6月にフロリダ州のナイトクラブでの銃乱射事件直後に行った調査では、55%が銃規制の厳格化を支持した(反対は42%だった)。15年秋の46%から上昇し、サンディーフック小学校での銃乱射事件から約1カ月後の13年1月以来、最も高い数字となった。

ギャラップによる長期間のトレンド調査によれば、銃乱射事件後は銃規制の厳格化について一般的に支持が増加するが、その支持の多くは最終的になくなる。

今春のピューの調査によれば、52%が現在よりも銃規制を厳しくすべきと答えた。規制を緩和すべきとしたのは18%。30%は規制の仕方は正しいとした。

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