ラスベガス銃撃犯、ホテルと自宅に銃42丁 動機は依然不明

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米ラスベガスで銃乱射事件

(CNN) 米ネバダ州ラスベガスで起きた銃乱射事件で、容疑者が発砲したホテルの部屋や同州内の自宅から多数の銃などが見つかった。犯行の動機は依然として不明のままだ。

スティーブン・パドック容疑者(64)はラスベガス中心街のホテルの32階から地上のコンサート会場を狙って銃を乱射したとされる。目撃者によれば、銃撃は10~15分間続いた。

地元保安官によると、ホテルの部屋で自動小銃とけん銃計23丁が見つかった。一部の自動小銃には照準器が付いていた。容疑者は射程範囲を広げるため、二つの窓を割って発砲していたとみられる。

警官のチームが部屋に近付いたところ、同容疑者はドア越しに発砲したという。しかしチームがドアを破って部屋に侵入するまでに自殺したとみられている。

パドック容疑者はラスベガスから北東へ約130キロ離れたメスキートに住んでいた。自宅からも銃19丁と爆発物、弾丸数千発が見つかった。

犯行の動機は依然として不明のままだ。

パドック容疑者は昨年、母の住むフロリダ州からメスキートの高齢者向け住宅へ引っ越していた。警察によると、ここで同居していた交際相手の女性は犯行当日国外にいて、事件には関与しなかったとされる。

同容疑者は過去に2回結婚したが、いずれも離婚した記録がある。

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