北朝鮮のミサイル、直接の脅威ない場合も迎撃検討 米当局者

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マティス米国防長官が韓国の防衛を念頭に置いた北朝鮮への軍事的選択肢について言及

マティス米国防長官が韓国の防衛を念頭に置いた北朝鮮への軍事的選択肢について言及

マティス国防長官は28日、韓国に言及し、北朝鮮による反撃の危険にさらして同国の何万人もの民間人を死亡させるような選択肢は米軍にはないと強調。韓国を「重大な危険」にさらさないような軍事的選択肢があるのかという質問に対しては、「確かにある。だが詳細には踏み込まない」と語るにとどめた。

マティス国防長官が言及した選択肢が、通常兵器を使った攻撃を意味するのかどうかは不明だ。

国防総省は密かにサイバー攻撃を仕掛ける可能性についても検討している。ほかにも通常兵器を使わない選択肢として、上空または陸上での武力誇示、戦艦や兵士の増派による軍事プレゼンスの増強などが考えられる。

マティス長官は、戦術核兵器を韓国に配備する選択肢についても協議したことを確認した。しかしこの案は先週の時点で韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領が退けている。

マティス長官は、「北朝鮮の指導者による誤算の可能性は常にあると考えている」とも発言した。

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