「マリフアナの楽園」を米加州に、大麻企業が町ごと買い取り

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マリフアナを目玉にした観光開発計画が米カリフォルニア州の小さな町で始動する

マリフアナを目玉にした観光開発計画が米カリフォルニア州の小さな町で始動する

(CNN) 「マリフアナに浸れる町、ニプトンへようこそ」――。米カリフォルニア州の小さな町に、いずれそんな看板が設置されるかもしれない。

マリフアナ関連品の製造や栽培を手がけるアメリカン・グリーン社(本社アリゾナ州)が3日、同州ニプトンの土地約50ヘクタールを丸ごと買い取った。報道によると、購入価格はおよそ500万ドル(約5億5000万円)。同社はこの地を米国初の「大麻に優しいエネルギー自給型観光地」として売り出す計画だ。

ニプトンはネバダ州との州境に近く、ラスベガスからは車で1時間ほど、カリフォルニア州ロサンゼルスからは3時間ほど。もともと金銀の採掘や牧畜を主要産業としていた町で、ホテルが1軒と日用品店、学校校舎がある。

人口はわずか20人ほど。

アメリカン・グリーンは同地でまず、大麻入り飲料水のボトル生産に乗り出す計画。250万ドルを投じて1年半がかりで行う開発計画には、マリフアナ食品の製造や大麻草の栽培も盛り込まれている。

観光客向けの温泉や宿泊施設、マリフアナ販売店も設置して、「意識の高い大麻消費者のための初のエコツーリズム」を展開する。

娯楽用マリフアナは昨年、カリフォルニア、ネバダの両州で合法化された。ただし連邦法では依然として禁止されている。

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