トランプ氏長男、会合関連のメール公開 特別検察官も関心

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トランプ大統領(左)とトランプ・ジュニア氏

トランプ大統領(左)とトランプ・ジュニア氏

(CNN) トランプ米大統領の長男、ドナルド・トランプ・ジュニア氏らが昨年の大統領選前にロシア人弁護士と接触していた問題で、トランプ・ジュニア氏は11日、この会合を設定した知人と事前に交わした一連のメールを公開した。

事情を知る米当局者によると、ロシアの米大統領選介入疑惑を捜査しているマラー特別検察官も、問題の会合やメールについて詳しく調べる構えを示している。

トランプ・ジュニア氏がツイッター上で公開したメールは、知人の広報業者、ロブ・ゴールドストーン氏とのやり取り。

ゴールドストーン氏はこの中で、トランプ・ジュニア氏に「ロシア政府の弁護士」との会合を持ち掛けている。

同氏はまた、ロシア政府は「トランプ氏への支援の一環」として、民主党の大統領候補だったヒラリー・クリントン氏が不利になるような、「高度」で「慎重な取り扱いを要する」情報をトランプ陣営に渡したい意向だとも明記していた。

ロシア疑惑についての捜査状況に詳しい複数の米当局者らによると、トランプ・ジュニア氏やこのロシア人弁護士、ゴールドストーン氏とのやり取りについて、捜査当局は最近まで詳細を把握していなかった。ただ、連邦捜査局(FBI)はかねてから捜査の一環として、トランプ・ジュニア氏とロシア関係者らのビジネス取引や会合などを調べていたという。

CNNは特別検察官の報道担当者やトランプ・ジュニア氏の弁護士に取材を試みたが、回答は得られなかった。

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