トランプ氏長男、会合前に紹介者から「ロシア関与」のメール

2017.07.11 Tue posted at 16:15 JST

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ワシントン(CNN) トランプ米大統領の長男、ドナルド・トランプ・ジュニア氏らが大統領選の数カ月前、ロシア人弁護士との会合に出席していた問題をめぐり、会合を設定した人物が同氏に送った事前のメールで、この弁護士は民主党候補のヒラリー・クリントン氏にとって不都合な情報を握っていると予告していたことが分かった。

米紙ニューヨーク・タイムズが10日に報じた。同紙がメールの内容を知る人物3人の話として伝えたところによると、紹介者はトランプ・ジュニア氏へのメールの中で、弁護士が握っているのはロシア政府からの情報だと示唆していたという。

トランプ・ジュニア氏の弁護士は新たな報道を受けた声明で、紹介者がメールでクリントン氏に関する情報に言及していたことを認めた。そのうえで「会合は20~30分間続いたが、何の情報も出てこなかった」と説明。トランプ氏自身はこの会合について何も知らなかったとも強調し、「トランプ・ジュニア氏は何も悪いことをしていないというのが結論だ」と述べた。

トランプ・ジュニア氏本人は8日、ニューヨーク・タイムズが最初に報じた通り、昨年6月にロシア人弁護士と会っていたことを認めたが、その一方で大統領選とは無関係の話だったと主張していた。しかし9日の声明では、大統領選に役立つ情報を期待して会ったものの、相手の弁護士は有用な情報を持っていなかったと説明した。

ロシアによる大統領選への介入問題を調べている上院情報委員会からは、この会合をめぐってトランプ・ジュニア氏や、同席したトランプ氏の娘婿ジャレッド・クシュナー氏、当時の選対本部長ポール・マナフォート氏の証言を求める声が上がっている。

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