ポテトと一緒にゴルフボール「収穫」、冷凍食品に混入か 米
(CNN) 米国の9州で販売された冷凍のハッシュドポテトがゴルフボールの混入により汚染した可能性があるとして、メーカーがリコール(自主回収)を発表したことが24日までに分かった。
米食品医薬品局のウェブサイトに掲載されたマケイン・フーズUSAのリコール通知によると、「ハリス・ティーター」と「ラウンディーズ」のブランドで販売された冷凍ハッシュドポテトに、「ゴルフボール素材の異物汚染」の可能性があることが分かった。
ゴルフボールは「手違いでジャガイモと一緒に収穫され、同製品の製造に使われた可能性がある」という。ゴルフボールが混入した食品を食べれば、のどを詰まらせたり、口にけがをしたりする恐れもあるとしている。
これまでのところ、健康被害の報告は入っていないという。
対象となるハッシュドポテトはフロリダ、メリーランドなど9州とコロンビア特別区のスーパーマーケットなどで、2ポンド(約900グラム)の袋入りで販売されていた。対象商品は廃棄するか、買った店に返品する必要がある。
マケイン・フーズはこれまでのところ、取材に応じていない。