フリン氏辞任に相次ぐ疑問、大統領は先月から疑惑を認識

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ペンス副大統領がフリン氏の会話の事実を知ったのはトランプ氏の2週間以上後だった

ペンス副大統領がフリン氏の会話の事実を知ったのはトランプ氏の2週間以上後だった

問題の制裁は、オバマ前政権が昨年12月、ロシアが米大統領選に介入したとされる問題への対抗策として発表したが、ロシア側は従来のように激しい反発を示さなかった。

議会では共和、民主両党の議員から「ホワイトハウスはなぜ事実が報道されるまで行動を起こさなかったのか」「フリン氏は大使との会話の内容について、だれかの指示を受けていたのではないか」「トランプ氏自身が大使と制裁について話し合った事実もあるのではないか」などの疑問を投げ掛け、調査を求める声が上がっている。

ただスパイサー報道官は会見で、フリン氏がトランプ氏からの指示で対ロ制裁について話したとの疑惑について問われ、「それは絶対にない」と強く否定した。

一方で政権側は、フリン氏と大使の会話がロシア大使館に対する情報収集活動から流出したとみられる点を問題視している。トランプ氏はフリン氏の辞任を受けたツイートの第一声で「本当の問題は、ワシントンからの違法な情報流出がどうしてこんなにあるのかという点だ。私が北朝鮮などに対処する際もこういう流出が起きるのだろうか」と懸念を示した。

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