川の水に覚醒剤の成分、米ボルティモアの調査で検出

米ボルティモアの河川でサンプルを採取する調査員

米ボルティモアの河川でサンプルを採取する調査員

(CNN) 米メリーランド州ボルティモアの河川に覚醒剤の成分が流れ込み、水生生物などに影響を及ぼしているという調査結果が、環境科学技術学会誌の最新号に発表された。

河川に流れ込んでいた薬物には、覚醒剤の成分のメタンフェタミンやアンフェタミンが含まれる。岩に生える苔や水中の細菌、それを餌にする昆虫などへの影響も指摘されている。

米環境調査団体のキャリー生態系研究所は、ボルティモア地域を流れる6本の河川の水を調査した。その結果、都市部で採取した水から特に高濃度の残留薬物が検出されたという。

生物への影響を調べるために人工の流れを作って岩や植物を置き、河川で見つかったのと同程度の薬物を混入したところ、数週間で植物や昆虫に影響が出始めた。

川底の石に付着する生物膜は薬物の影響で増殖が抑制され、細菌の生態にも変化が現れた。水にすむ昆虫は成長が速まった。

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