バイデン氏、米大統領選への出馬断念を「毎日後悔」
ワシントン(CNN) 米国のバイデン副大統領(72)は6日、大統領選への出馬断念を毎日後悔しているとしながらも、家族の幸福のことを考えれば正しい決断だったと受け止めている心境を明らかにした。
米コネティカット州のテレビ局WVITとの会見で述べた。
副大統領の出馬の有無は数カ月にわたって米政界の関心事となっていたが、昨年10月に立候補断念を発表していた。バイデン氏は大統領になる希望を数十年間抱き続けていたとされる。
同氏の出馬を取り止めた背景には、子息ボー氏の死去が影響していた。
大統領選の民主党指名候補争いは現在、クリントン前国務長官とサンダース上院議員の事実上の一騎打ちとなっている。バイデン副大統領は両候補の争いについて、活発な討論を交わしていると評価し、「私が加わっていてもそうなっただろう」と述べた。