トランプ氏、テロ勧誘ビデオめぐる批判に反論

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反イスラム発言の正当性を改めて強調

反イスラム発言の正当性を改めて強調

ワシントン(CNN) 米大統領選で共和党の指名獲得を目指す実業家ドナルド・トランプ氏は3日、自身の反イスラム発言がテロリストの勧誘ビデオに使われているとの批判に反論し、主張を変える気はないと明言した。

問題のビデオは、アフリカ東部ソマリアに本拠を置く過激派「シャバブ」が制作したとされる。トランプ氏がイスラム教徒の米国への入国を禁止すべきだと主張した発言を例に挙げ、米国は差別的な社会だと批判している。

トランプ氏は3日に放送された米CBSテレビとのインタビューで、このビデオにはほかの人々も登場すると反論。「私は言うべきことを言うだけだ」と述べた。

民主党から大統領選に立候補しているヒラリー・クリントン前国務長官は2週間前に開かれた同党候補者の討論会で、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が勧誘ビデオにトランプ氏の反イスラム発言を使っていると主張していた。

トランプ氏は3日、ツイッターで、自身のビデオを作ったのはISISではなくシャバブだと指摘し、クリントン氏はISISがビデオを作ったという「うそをついた」と非難した。

CBSのインタビューではさらに、自身のイスラム批判には幅広い支持が集まっていると主張。「私が問題を指摘すると、よく言ってくれたという声が寄せられる」「私と信条の異なる人々も、トランプの言うことは間違っていないのではないか、と言い出している」と語った。

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