米で相次ぎペスト感染、コロラド州では死者

ノミが媒介するとされるペスト菌=米国立アレルギー・感染症研究所

ノミが媒介するとされるペスト菌=米国立アレルギー・感染症研究所

(CNN) 米カリフォルニア州の衛生局は6日、ヨセミテ国立公園で7月にキャンプした子ども1人がペストに感染して入院したと発表した。この前日には米コロラド州プエブロ郡の当局が、ペストに感染した男性の死亡を発表していた。

カリフォルニア州の発表によると、ペストに感染した子どもは7月中旬にヨセミテ国立公園とスタニスロース国立森林公園を訪れていた。容体は快方に向かっているという。キャンプに参加した一行のうち、ペストを発症したのはこの子ども1人だけだった。

一方、コロラド州で死亡したのは成人男性で、げっ歯類または動物の死骸のノミからペストに感染したと見られる。プエブロ郡でペストの感染者が出たのは2004年以来。衛生局は、ペストを媒介するノミに人やペットが接触しないよう注意を呼びかけている。

プエブロ郡ではこれまでに、西部でプレーリードッグの死骸からペスト菌が見つかっている。

コロラド州ではラリマー郡でも今年に入って10代の患者がペストのため死亡していた。同州では昨年、年間のペスト感染が8例に急増。それまでの7年間は1例しか確認されていなかった。

米疾病対策センター(CDC)は4月にまとめた報告書で、昨年コロラド州でピットブルテリア犬からペストの感染が広がり、4人が発症したと伝えていた。同報告書は人から人への感染が起こっていた可能性にも言及。米国では人から人へのペスト感染は1924年以来確認されていない。

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