マケイン米上院議員、シリア訪問 反体制派幹部と会合

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シリアを訪問したマケイン米上院議員(右端)=SETF提供

シリアを訪問したマケイン米上院議員(右端)=SETF提供

(CNN) 米国のジョン・マケイン上院議員(共和)が27日、内戦に揺れるシリアを訪問し、反体制派幹部らと会合を持ったことが分かった。マケイン議員の広報責任者がCNNに明らかにした。

マケイン議員のシリア訪問については、ブログサイト「デーリー・ビースト」が先に報じていた。同サイトによれば、マケイン議員はトルコを経由してシリアに入国したという。シリア問題について活動し、マケイン議員のシリア訪問についても協力した米非営利団体SETFによれば、議員は反体制派の自由シリア軍のイドリス司令官と直接顔を合わせたほか、アレッポやホムスなどの各地の自由シリア軍幹部とも数時間にわたり協議を行ったという。

マケイン議員は米議会に対し、シリアの内戦を終わらせるために、米国がより大きな役割を担うことを求めている。同議員は、反体制派に対する「安全地帯」の設置や飛行禁止区域の設定、殺傷力のある兵器の反体制派への提供などを提案している。

一方、米国のケリー国務長官は同日、パリでロシアのラブロフ外相とシリア問題について協議した。ケリー長官はシリアでの化学兵器使用について懸念を表明した。ラブロフ外相もシリアでの流血を止めるために全力を尽くしたいとの姿勢を示した。

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