獲物を狙うサメや人の顔の形をした火山噴火――国際航空写真コンテストの初代受賞作が発表

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コンテストの最優秀賞に輝いた、ニューヨーク州サウサンプトン沖でメンハーデンの群れを捕食するハナザメの写真/Joanna Steidle/The Inaugural International Aerial Photographer of the Year
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コンテストの最優秀賞に輝いた、ニューヨーク州サウサンプトン沖でメンハーデンの群れを捕食するハナザメの写真/Joanna Steidle/The Inaugural International Aerial Photographer of the Year

(CNN) 海に潜るザトウクジラや、メンハーデンに近づくエイに、獲物を狙うハナザメ。これらはすべて、国際航空写真コンテストで初代最優秀賞を受賞した写真家による作品だ。

ニューヨーク出身でプロのドローン(無人機)操縦士、ジョアンナ・ステイドル氏がこれらの見事な写真を撮影し最優秀賞を受賞した。

「インターナショナル・エアリアル・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」は、上空から撮影された写真の中から最も印象的な作品を表彰する、新たに創設された世界的コンテストだ。

ステイドル氏は、コンテスト主催者が発表した声明の中で、「航空写真はまだ探求されていない多くの可能性を秘めている。毎日が刺激的だ」と述べている。

鳥瞰(ちょうかん)図によって明らかになる「ユニークな被写体と瞬間」に引かれるステイドル氏は、「ありきたりなものからは離れるように努めている」。

平坦な土地に住んでいることから、上空から撮影した写真が自身の写真の中で重要なテーマとなり、海洋生物への愛情と合致したと話す。

主催者によると、このコンテストには世界中から1500点あまりの応募があった。応募条件は、すべての写真は人間によって撮影されたものでなければならず、人工知能(AI)生成のコンテンツは認められないというだけだ。

コンテストにはベスト白黒写真賞、ベストドローン写真賞、ベスト抽象写真賞、選考委員長賞といった特別賞も設けられている。

これらの賞は、国際風景写真コンテスト「インターナショナル・ランドスケープ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」を主催するピーター・イーストウェイ氏とデービッド・エバンス氏によって創設された。

主催者によると、この新しいコンテストは、空撮作品の応募数の増加と、空撮写真の視点が持つ独特の力強さを強調したいという思いにこたえて創設された。

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