ファン待望の「ジブリパーク」 愛知県にオープン

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ファン待望の「ジブリパーク」、愛知県にオープン

(CNN) スタジオジブリのアニメ映画をテーマにした「ジブリパーク」が1日、愛知県の「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内にオープンした。

開園に先立つイベントで、スタジオジブリの星野康二会長兼社長はコロナ禍による過去3年間の苦境を振り返り、その中で開園を迎えられることに大きな喜びを感じると述べた。

ジブリ作品に出てくる街や名場面を屋内に再現した「ジブリの大倉庫」/Tomohiro Ohsumi/Getty Images
ジブリ作品に出てくる街や名場面を屋内に再現した「ジブリの大倉庫」/Tomohiro Ohsumi/Getty Images

パークは数年前に構想が発表され、2020年に着工していた。7.1ヘクタールの敷地に5つのエリアが整備される計画で、このうちジブリ作品に出てくる街や名場面を屋内に再現した「ジブリの大倉庫」、「耳をすませば」などの世界を体験できる「青春の丘」、「となりのトトロ」の家やトトロをテーマにした遊び場が設置された「どんどこ森」の3エリアが開業した。

残る2つのエリアは、「もののけ姫」がテーマの「もののけの里」と、「ハウルの動く城」「魔女の宅急便」の場面を取り入れた「魔女の谷」で、来年以降に開業する予定。

ジブリパークは作中に登場する珠玉のシーンの数々に命を吹き込む
ジブリパークは作中に登場する珠玉のシーンの数々に命を吹き込む

各地のテーマパークによくある大がかりなアトラクションや乗り物はなく、「自分の足で歩いて、風を感じながら、秘密を発見する場所」とうたわれている。

ジブリパークの建設を率いた宮崎吾朗監督は開園前のイベントで、地元住民のための公園として、だれよりも愛知の人々に楽しんでほしいと語った。

「となりのトトロ」をテーマにした家や遊び場が設置された「どんどこ森」/Tomohiro Ohsumi/Getty Images
「となりのトトロ」をテーマにした家や遊び場が設置された「どんどこ森」/Tomohiro Ohsumi/Getty Images

営業時間は平日が10~17時、土日祝日は9~17時で、毎週火曜日が休園。チケットは各エリアごと、日時指定の予約制で料金は1000~2500円、オンラインで販売されている。

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