シチリア島沖の小島が売りに、イタリア貴族が所有 1.2億円から

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シチリア島の沖合にある小さな島が売りに出されている/Romolini Immobiliare

シチリア島の沖合にある小さな島が売りに出されている/Romolini Immobiliare

(CNN) イタリア・シチリア島の沖合に浮かぶ小さな島が売りに出されている。このフェンミネ島はイタリア貴族が1600年代から所有しており、値段は100万ユーロ(約1億2000万円)からとなっている。

フェンミネ島は、所有者が不動産の維持費のねん出に苦労するなかで売りに出された。楕円(だえん)形の島に人は住んでいない。保護された海洋公園の一部でもあり、ダイビングなどのスポットになっている。

周囲の海底には古代ローマの遺跡なども残されており、ロブスターやイソギンチャクの住みかともなっている。

島は当初、350万ユーロの値段で売りに出されたものの、買い手が現れなかったため、今回の値下げとなった。

不動産の代理人は取材に対し、350万ユーロの価格設定に買い手が現れなかったため、100万ユーロから300万ユーロの幅に価格を変更したと指摘。200万ユーロに近い価格帯に強い関心を持っていると述べた。

フェンミネ島はシチリア島からわずか300メートルの沖合に浮かんでいる。かつては地峡によってシチリア島ともつながっていたとみられている。

島に残る17世紀の塔の一部/Romolini Immobiliare
島に残る17世紀の塔の一部/Romolini Immobiliare

1600年代から島を所有している一家の伯爵夫人によれば、強い潮の流れなどにもかかわらず、シチリア島から泳いで現地を訪れるもの好きな人もいるという。伯爵夫人は日光浴などのためにゴムボートを使って島を訪問するという。

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