今年就航、世界の豪華クルーズ船10選

大型クルーズ船として初めて環境にやさしい液化天然ガス(LNG)を原動力とした「コスタ・スメラルダ」/Costa Cruises
写真特集:2019年就航の豪華クルーズ船10選

大型クルーズ船として初めて環境にやさしい液化天然ガス(LNG)を原動力とした「コスタ・スメラルダ」/Costa Cruises

(CNN) 世界のクルーズブームの勢いはとどまる所を知らず、2019年も最新技術を満載した多くの船がデビューする。

最近の造船の傾向は、環境への配慮とハイテク機器の搭載という2つのテーマに傾きつつある。また海洋を航行するクルーズ船だけでなく、リバークルーズ船も大きな進化を遂げており、客室や設備もかつてないほど豪華になっている。

今回は、2019年に就航する世界の豪華クルーズ船10隻をご紹介する。

コスタ・スメラルダ

イタリアのコスタ・クルーズの最新フラッグシップ「コスタ・スメラルダ」(乗客定員5200人)は、燃焼による大気汚染が少なく、環境にやさしい液化天然ガス(LNG)を原動力とした世界初の大型クルーズ船だ。

ウォータースライド、キッズクラブ、ロッククライミング、ミニゴルフの他、美術館や床がガラス張りのスカイウォークなどの設備を備え、19年10月に5~7泊の地中海クルーズでデビューする。

MSCベリッシマとMSCグランディオーサ

MSCベリッシマ船内のプールと円形演技場/MSC Cruises
MSCベリッシマ船内のプールと円形演技場/MSC Cruises

MSCクルーズは19年に2隻の新造船を就航させる。17年就航のMSCメラビリアの姉妹船、「MSCベリッシマ」(乗客定員4434人)は3月、MSC史上最大の客船「MSCグランディオーサ」(同4880人)は11月に就航し、初年度はそれぞれ7泊の地中海クルーズが用意されている。

ベリッシマは、天井全体が巨大なLEDスクリーンで覆われたプロムナードや、RFIDを搭載したゲスト用リストバンド、2種類の新しいシルク・ドゥ・ソレイユなど、メラビリアの特徴が再現されている。

また人工知能(AI)を搭載した7カ国語対応の室内デジタル・クルーズ・アシスタント「ゾーエ」がベリッシマ、グランディオーサの両方に搭載される。

セレブリティ・フローラ

セレブリティ・フローラに備えられた優雅なプライベートスペース/Celebrity Cruises
セレブリティ・フローラに備えられた優雅なプライベートスペース/Celebrity Cruises

「セレブリティ・フローラ」(乗客定員100人)は、ガラパゴス諸島への航海のために特別に設計された船で、19年5月に就航後、1年を通じて10泊と11泊のガラパゴス諸島クルーズが予定されている。

プランジ・プール、プライベート・カバナ(貸し切りの休息所)、望遠鏡付きの天体観測用デッキなどの設備を備える。客室は全室スイートで、その多くにインフィニットベランダ(ベランダ部分と客室を一体化させたような設備)が付いている。

アママグナ

アマウォーターウエイズのリバークルーズ船「アママグナ」(乗客定員196人)は、船幅が21.9メートルで、標準的なリバークルーズ船の約2倍だ。

広々とした船内には4カ所のダイニング施設があり、船尾には温水プール、ウェルネススタジオ、ウォータースポーツ用プラットフォームを備える。客室も広く、フルバルコニー付きのスイートは33平米以上の広さだ。

19年5月に就航し、ブダペストからドイツのフィルスホーフェンまでの7泊のドナウ川クルーズが運航される。

スカイ・プリンセス

スカイ・プリンセスでの船旅のイメージ図/Princess Cruises
スカイ・プリンセスでの船旅のイメージ図/Princess Cruises

プリンセス・クルーズの「スカイ・プリンセス」(乗客定員3660人)は19年10月に就航し、7~14泊の地中海クルーズが運航される。

プールサイドの屋外シアター、床がガラス張りの通路「シーウォーク」、最上階デッキにある大人専用スペース「サンクチュアリ」など、設備も充実している。

トップデッキに位置する2室限定のスカイ・スイートは5名まで利用可能で、プリンセス・クルーズ史上最大の65平米の広さを誇るプライベートバルコニーを備える。

ロアールアムンセン

19年7月就航の「ロアールアムンセン」(乗客定員530人)は、英ロールスロイスが設計したエンジンを搭載し、文字通りクルーズ船のロールスロイスだ。

船内はモダンなスカンジナビア・デザインで、2階構造の屋内・屋外展望デッキ、科学センター、サウナ、インフィニティ・プール、プライベートジャグジー付きのスイート・キャビンなどの施設を備える。

また、この船は燃料と電気で運航する世界初のハイブリッドクルーズ船で、電気との併用で燃料消費が約20%削減される。

シーニック・エクリプス

潜水艦での海底探索も楽しめる/Scenic
潜水艦での海底探索も楽しめる/Scenic

リバークルーズ会社シーニックは19年4月、乗客定員228人の高級探検ヨット「シーニック・エクリプス」を就航させる。

広さ約557平米のスパ、9軒の飲食店に8軒のバー、4つのスイミングプールなどの設備を備え、客室は全室バルコニー付きのスイートだ。また船内ではゲスト1名に対しスタッフ1名という比率でもてなす。

各寄港地ではゾディアックボート、ヘリコプター、水深約300メートルまで潜水可能な潜水艦などを使ったさまざまなエクスカーション(体験型見学会)に参加できる。初年度は南極大陸、キューバ、バルト海などへの7~21泊のクルーズが運航される。

ハンセアティック・ネイチャー/インスピレーション

ハパグロイド・クルーズが提供する姉妹船は極地やアマゾンへの航海が可能/Hapag-Lloyd Cruises
ハパグロイド・クルーズが提供する姉妹船は極地やアマゾンへの航海が可能/Hapag-Lloyd Cruises

ドイツのハパグロイド・クルーズは、19年に乗客定員230人の姉妹船2隻を就航させる。4月就航の「ハンセアティック・ネイチャー」は主にドイツ語圏の客向けであるのに対し、10月就航の「ハンセアティック・インスピレーション」は英語圏の客にも対応する。

どちらの船も3軒のレストラン、2つのサウナがあるスパ、床がガラス張りの格納可能な展望台、夜はバーに変わるハイテクラウンジなどの設備を備え、海についての学習・研究ができる「オーシャン・アカデミー」も開催される。

クルーズは北極、南極、アマゾンといった世界の秘境に向かうコースもあり、航海期間は平均で2週間ほどだ。

スペクトラム・オブ・ザ・シーズ

RCIの「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」/Royal Caribbean
RCIの「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」/Royal Caribbean

ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)の新造船「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」(乗客定員4246人)は、同社の新しい「クァンタム・ウルトラ・クラス」の第1隻目だ。主に中国のクルーズ市場向けで、19年6月から中国の港を出発してアジア各地に向かう3~14泊のクルーズが運航される。

船内には、バーチャルリアリティ(VR)とバンジートランポリンを組み合わせた「スカイパッド」、屋内スポーツ施設「シープレックス」、スカイダイビング・シミュレーターの「アイフライ」、カプセル型展望施設「ノーススター」など、各種アミューズメント施設を備える。

アメリカン・ハーモニー

アメリカン・クルーズ・ラインの「アメリカン・ハーモニー」(乗客定員187人)は、18年10月就航の姉妹船アメリカン・ソングに続き、米国史上初のモダンなリバーボートとして19年8月に就航する。

4階建てのガラス製アトリウム、(船首につながる)格納可能なタラップ、広さ約28平米の広々としたバルコニー付きのキャビンなど、アメリカン・ソングの特徴を受け継いでいるが、デッキの数が1つ増え、新たなスイートや屋外でくつろいだり、ゲームを楽しむスペースが追加されている。

初年度はニューオーリンズ、メンフィス、ミネソタ州セントポールを出港し、ミシシッピー川を航行する7~21泊のクルーズが用意されている。

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