標高1400メートル、「世界の屋根」に新空港 インド

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インド北東部のシッキム州、標高約1400メートルの場所にパキョン空港が建設された/Courtesy rajiv srivastava / imazinindia.com
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インド北東部のシッキム州、標高約1400メートルの場所にパキョン空港が建設された/Courtesy rajiv srivastava / imazinindia.com

(CNN) 世界の屋根、ヒマラヤ山脈の壮大な景色に囲まれたインド北東部シッキム州に、技術の粋を集めた新空港が完成した。

パキョン空港は、シッキム州の州都ガントクから南へ約30キロ、標高約1400メートルの場所に建設された。

モディ首相は24日の開設式典で、「国内100カ所目の現役空港になる」と宣言した。

モディ氏によると、空港の総工費は6870万ドル(約78億円)。長さ1.7キロ、幅30メートルの滑走路を敷設するために高さ80メートルの土手を築くなど、困難な整地作業や豪雨の被害を乗り越えて工事が完了した。

ターミナルは面積が2380平方メートル、定員100人。周囲には息をのむようなヒマラヤの大自然が広がる。

インド最大の格安航空会社、スパイスジェットが来月4日から毎日、東部コルカタから約1時間半、北東部グワハティから1時間余りの計2便を運航する。

これまでガントクから一番近い空港は、車で5時間もかかるバグドグラだった。モディ氏は式典で、新空港の開設によりシッキム州を訪れる観光客が増え、若者の雇用も増えるだろうと期待を示した。

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